伝説の超大作バトル・マカロニウエスタン
「豹/ジャガー」!
 マカロニウエスタンの巨匠セルジオ・コルブッチが「続荒野の用心棒」以来、フランコ・ネロと再びタッグを組んだバトル・アクション大作が、本作「豹/ジャガー」です。
 この作品は、
「ガンマン大連合(IMAGICA/SPOさんよりDVD発売中)」「進撃0号作戦」と続く“革命三部作”の第一作となり、予算をふんだんに使っての超大作バトル・アクションに仕上がっています。これまでのコルブッチ作品では見られなかった、大量の爆薬を使った建物の破壊やモブ(群集)シーンが随所に出てきます。
 ストーリーのほうは、お人好しの労働者パコ(トニー・ムサンテ)が傭兵のコワルスキ(ネロ)の助けを借りて、革命を名目に金目当てで大暴れするうちに真の革命を目指すようになるというもの。そう聞けば、そっくりの話を思い出す方も多いのではないでしょうか…。そう
、「夕陽のギャングたち」です。憎めない山賊のフアンと、爆破のプロであるションのコンビは、パコとコワルスキと同じです。実は、「豹/ジャガー」の脚本家ルチアーノ・ヴィンチェンツォーニは「夕陽のギャングたち」の脚本も書いているのです。

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